HTML初心者向けに「HTMLタグ」の書き方を1つずつ解説

2021.09.26

HTML初心者向けに「HTMLタグ」の書き方を1つずつ解説

HTMLタグとは、HTMLにて使用するタグのことを言います。

HTMLとは、Webページの構造をコンピューターへ意味を理解させるための『マークアップ言語』です。
⇒ HTMLとは?を説明した記事はこちら

では、実際にHTMLを書くときに、どんなHTMLタグを使用しているのかを本記事にて紹介しています。

HTMLで必須の記述

DOCTYPE宣言(※必須)

HTMLを書くなら、HTMLタグよりも先頭に「この文書は”HTML”です」という宣言を書く必要があります

その宣言を「DOCTYPE宣言」と呼び、記述は下記の一行のみです。

<!DOCTYPE html>

その次に書くのが、「<html>タグ」です。

<html>タグ(※必須)

<html>タグは、HTMLの記述を「開始(終了)する」宣言をすることができます。

<!DOCTYPE html>
<html>
</html>

この<html>タグ内に入るのが、大きく分けて「<head>タグ」「<body>タグ」になります。

<head>タグ(※必須)

<head>タグには、このページの情報となるタイトルや説明など「ページに関する情報」を記述します。※このタグ内で記述した内容は、ブラウザ上の見た目には反映されません。

<!DOCTYPE html>
<html>
 <head>
 </head>
</html>

<head>タグ内に入れる基本のタグ

タグ 説明
<title> ページのタイトル。
<meta> ページに関する情報。
様々な情報を伝えるためのmetaタグ(メタ情報)があります。

<body>タグ(※必須)

<body>タグは、「実際にブラウザにて表示する内容」を指定するタグになります。※このタグ内で記述した内容が、ブラウザ上の見た目に反映されます。

<!DOCTYPE html>
<html>
 <head>
 </head>
 <body>
 </body>
</html>

<body>タグ内に入れる基本のタグ

タグ 説明
<div> ブロックレベルのタグ。
文書に意味を持たせません。
<span> インラインレベルのタグ。
文書に意味を持たせません。
<h1> ページの見出し。
<p> ページの段落。

よく使う基本のタグ一覧まとめ

タグ 説明
<html> DOCTYPE宣言の次に書くタグです。
<head> HTML文書のヘッダです。
この中に、ページの情報となるタイトルや説明など「ページに関する情報」を記述します。
※<html>タグ内に記述します。
<title> ページのタイトルです。
※<head>タグ内に記述します。
<meta> ページに関する情報です。
様々な情報を伝えるためのmetaタグ(メタ情報)があります。
※<head>タグ内に記述します。
<body> HTML文書のコンテンツです。
この中に、ブラウザに「表示したい情報」を記述します。
※<html>タグ内に記述します。
<div> ブロックレベルのタグです。
文書に意味を持たせません。
※<body>タグ内に記述します。
<span> インラインレベルのタグです。
文書に意味を持たせません。
※<body>タグ内に記述します。
<h1> ページの見出しです。
※<body>タグ内に記述します。
<p> ページの段落です。
※<body>タグ内に記述します。

上記のようなタグを使用していきながら、HTMLを記述していきます。

HTMLの書き方

まずは、一番基本となるシンプルなHTMLを用意しました。

<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
 <title>ページのタイトル</title>
 <meta name="description" content="このページの説明文が入ります">
</head>
<body>
 <h1>ページの見出し</h1>
 <p>テキストを入れましょう。</p>
</body>
</html>

※上記で使用している<meta>タグは「meta descriptionタグ(メタ・ディスクリプションタグ)」です。ページの説明文を追加するために使用します。
meta description = ページの説明。

では、 実際の表示を見てみましょう。

See the Pen
HTML基本構造
by homari (@homariweb)
on CodePen.

<body>タグ内に書いた要素だけが、ブラウザにて表示されます。

今回使用したHTMLタグは一例です。
数々の意味のあるHTMLタグを適切に使用しながら、HTML文書に意味を持たせていきます。

また、この作業を「マークアップ」と呼びます。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。