【Web初心者向け】HTMLとは?HTMLの書き方【簡単に解説】
2021.09.24
この記事について
Web制作やWebコーディングに興味を持ち始めた方へ、さっそく耳にするのは「まずはHTMLから!」とい言葉ではないでしょうか?
本記事では、まずはHTMLというけど・・・「そもそもHTMLって何!?」という方に向けて、Webページ作りにおけるHTMLの基礎から簡単に解説していきます!
HTML(えいちてぃーえむえる)とは?
HTMLとは、ハイパーテキスト・マークアップ・ランゲージ(Hyper Text Markup Language)の略称で、Webページの構造をコンピューターへ意味を理解させるための『マークアップ言語』です。
※「マークアップ」とは、文章にどんな意味があるのかを指示することを言います。
なぜ、HTMLでマークアップをする必要があるの?
コンピュータに対して、文書の意味を理解させるためです。
例えば、コンピュータに対して「これは見出しです!」や「ここは写真です!」などを、HTMLを使って伝える必要があります。人間の目では、見た目(デザインされてること)で何となく分かる要素ですよね。
でも、『コンピュータへ伝えるためには、HTMLを使う必要がある!』
ということです。ちなみに、HTMLを使ったマークアップが正しくできていることで、検索エンジンへの最適化などに影響を与える可能性があります。(※こちらについては、別記事にて解説予定です)
では、実際にコンピュータに理解してもらうための、HTMLの基本構造とHTMLの書き方について説明していきます。
HTMLの基本構造
HTMLファイルの記述例
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
</head>
<body>
</body>
</html>
HTMLでは、DOCTYPE(ドキュメント)宣言をした後に、HTMLの文書を表す<html>、その中に大きく分けて<head>と<body>の2つの要素で構成されています。
2つの要素について、簡単に説明します。
head要素
head要素内には、Webページの情報となるタイトルや説明など「ページに関する情報」を記述します。※このタグ内で記述した内容は、ブラウザ上の見た目には反映されません。
body要素
body要素内には、Webページで表示したいコンテンツ=「実際にブラウザにて表示する内容」記述します。※このタグ内で記述した内容が、ブラウザ上の見た目に反映されます。
つまり、Webページで表示したい内容は、body要素内に記述していきます。
では、body要素内でコンピュータに対して「これは見出しです!」などが伝わるHTMLの書き方(マークアップ)について説明していきます。
HTMLの書き方
まず、HTMLをマークアップをするためには「タグ」を使用します。
タグとは、下記のようにHTML上で「<>」で囲った文字列です。
<h1>タイトル</h1>
<p>テキスト</p>
上記のようなHTMLの文書があったとすると、「<h1>」と「<p>」がタグと呼ばれます。
つまり、この場合は「<h1>~</h1>」で囲まれた「タイトル」という文書が、<h1>を定義した「<h1>要素」となります。
上記の例の場合を、もう少しわかりやすくまとめます。
↓
- h1要素 = タイトル
「<h1>」のタグで囲んだ文書を「h1要素」と定義。 - p要素 = テキスト
「<p>」のタグで囲んだ文章を「p要素」と定義。
ということで、簡単に言うとタグ「<>」を使って文書を囲んでいく=マークアップになります。
そして、HTMLで使うタグ「<>」をHTMLタグと呼びます。また、HTMLタグにはそれぞれ意味があります。
HTMLタグ
HTMLタグで囲むことによって「囲まれた文書をマークアップ」していく・・・という手順は何となく分かりましたか?
ちなみに「<>」を開始タグ。
スラッシュ付きの「</>」を閉じタグまたは終了タグと言います。
タグの始まりと終わりを意味しているので、例)<p>タグで囲んだ場合「(ここから)<p>~~~~</p>(ここまで)」ということなので、開始タグと閉じタグは必ずセットで必須です!
ちょっと注意!
例外として、<br>というタグがあります。<br>は改行を表します。改行は囲む必要がありません。記述は<br>のみでOKです。
Webサイト制作のコーディングでは、HTMLを使ってコーディングしていく中で、このHTMLタグを使って文書を正しくマークアップしていくことが、重要になっていきます。
今回使った基本のHTMLタグを簡単に解説
- 見出しタグ(hタグ)
文章の中で『見出しを意味するタグ』です。<h1>タグから<h6>タグまで設定することができます。 - 段落タグ(pタグ)
文章の中で『段落を指定するためのタグ』です。段落は文章のまとまりを区切ったものをいいます。
※更に詳しい各タグの使い方については、別途記事にて解説していきます。
まとめ
HTMLとは、Webページの構造をコンピューターへ意味を理解させるための『マークアップ言語』です。
その書き方をするために、HTMLタグを使用していきます。
HTMLタグについて説明した記事はこちら
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。